「ナポリにいたくないし、プレーしたくない」
サウジアラビアの移籍市場はまだ開いているものの、ナポリはやはりビクター・オシメンが残留するようだ。ジョヴァンニ・マンナSDが『DAZNイタリア』で残したコメントを『TMW』などが伝えている。
オシメンは移籍市場最終日に放出される見込みだったが、チェルシー行きもサウジアラビア行きも破談に終わった。
マンナSDはこの件について、「ビクターはもうナポリにいたくないし、ナポリでプレーしたくない。我々は彼の希望に応えようとしたが、市場は需要と供給の問題で複雑だった」とコメント。「我々は一貫性のある方針を保っている。彼は去りたがっており、我々はロメル・ルカクの獲得やジャコモ・ラスパドーリとジョバンニ・シメオネを残した。彼はまだ移籍の可能性があるのか? 市場はまだ開いており、いくつかの選択肢があるが、今回の移籍市場でアラブに行くことはないと思う」と述べた。
オシメンの過去の発言にも注目
オシメンは今年1月、『CBS』のインタビューで「ナポリと新しい契約を結んだばかりで、ナポリでの時間を楽しんできた」と語りつつ、「シーズン終了時には、自分のキャリアで何をしたいのか、すでに決めている。どのみち、次のステップが何になるか見てみようと思う。すでに考えがある」と話していたことが改めて注目されている。
その希望がナポリで大金をもらってプレーしないということではないはず。ナポリにとっても財政的に大きな問題で、誰にとっても早期解決が望まれている。