サウジアラビアにもイングランドにも移籍しなかったワケは?
ナポリのビクター・オシメンは、今夏の移籍が消滅したようだ。『スカイ』が伝えている。
オシメンは移籍市場最終日にチェルシーへ行くのか、それともサウジアラビアへ行くのかが注目されていた。しかし、どちらにも移籍しないことになったという。サウジアラビアはまだ市場が開いているとしても、ナポリにとどまることが決まったそうだ。
アル・アハリ移籍破談の理由
オシメンはアル・アハリから提示された年俸4000万ユーロの4年契約にOKを出していた。しかし、ナポリの要求に問題があった模様。すでに提示されていた8000万ユーロからさらに500万ユーロを上乗せするように求めたことで不満をもたれ、交渉は決裂したという。
チェルシー移籍破談の理由
こちらはチェルシーとナポリが合意したが、オシメンとチェルシーが合意に至らなかった。チェルシーのオファーはナポリで受け取っている金額よりも低くなることが大いに不満だったとされている。
ナポリで飼い殺し?
これにより、オシメンはナポリ残留が確定したと伝えられている。ただ、アントニオ・コンテ監督のチームに含まれることはなく、プロジェクトから完全に除外されるとのこと。セリエA屈指のFWが、移籍先も見つからず、試合にも出られないという事態になりそうだ。