「ミラン復帰は夢だが…」。1月にはユヴェントスも狙っていたベテランはMLSへ？
ジャコモ・ボナヴェントゥーラは、フィオレンティーナとの契約が満了となり、フリーになった。代理人のエンツォ・ライオラが2日、『ラジオ・スポルティーヴァ』で今回の出来事について話している。『TMW』などが取り上げた。
34歳のボナヴェントゥーラは、2023/24シーズンのセリエAで8得点3アシストを記録するなど、チームの中心として活躍を続けた。しかし、契約延長に至らずにクラブを去ることになっている。
ライオラは「亡くなったジョー・バローネと1月の会談で小さな問題があったが、それはのちに解決した。だから、継続的な関係を築けると思っていたが、期待していたものとは違った。テクニカルエリアの支持がなかったように思う」とコメント。「彼のような選手は、0.01%でも疑問があったら、別のクラブを探すべきだと思う。彼のキャリアや、彼が送ったシーズンに対して、あとであれこれ言うのはリスペクトの欠如だ」と述べた。
また、「彼はフィレンツェに残りたがっていた。それだけ街にもティフォージにもクラブにも良い扱いを受けていたからね」と、ボナヴェントゥーラは残留を望んでいたと強調している。「ただ、テクニカルエリアは良い反応をしてなかった。だから、私は移籍をした方が良いと彼に伝えた」とのことだ。
ボナヴェントゥーラの新天地はどこになるのだろうか。ライオラは「イタリアでは5、6クラブから連絡をもらっている」と返答。ミラン復帰は「夢ではあるが、非現実的だろう。私はないと思っている」とした。そして、「彼は家族とともに新しい経験を求めている。だから、MLS行きについても検討している」と述べた。
同代理人は、1月にユヴェントスからオファーがあったものの、フィオレンティーナが断ったことも明かした。円熟味を増しているベテランMFは、どこへ行くのだろうか。
