クラブワールドカップをめぐる法廷論争に加わる
イタリアプロサッカー選手会(AIC)が20日に声明を出し、クラブワールドカップに言及した。
新しいフォーマットのクラブワールドカップの開催については、過密日程が問題視されている。国際プロサッカー選手会(FIFPro)は、国際サッカー連盟(FIFA)に対して、法的措置も辞さない構えであることを明確にしていた。AICもFIFProを支持する立ち位置であることを明らかにした形だ。
AICのウンベルト・カルカーニョ会長は「AICは長年にわたって、FIFProとともに過密日程について闘争を続けてきた。トップの選手は年間で70試合に出場し、総移動距離は9万キロを超える。このようなスケジュールを続けるのは不可能だ」と述べ、「AICはFIFAに対する異議申し立てに加わることを決定した」と明らかにした。
フランスとイングランドの選手会もFIFProに同調しており、クラブワールドカップの開催はまだしばらく議論を呼びそうだ。