チャンピオンズリーグ出場権を逃したら解任ではなく退任
ナポリはアントニオ・コンテを監督に迎えることを決めたが、事前に「別れ」の条件も設定したようだ。『イル・マッティーノ』が30日に伝えている。
同紙によると、ナポリは成績次第で、1年後にコンテを退任させることができる。
コンテはナポリ監督就任に伴い、自身のアシスタント5人を連れていくことを認めさせた。サラリーは年間総額2000万ユーロにのぼるとされており、ナポリが簡単に出せる額ではない。
そこでナポリは、チームが次のシーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合は、契約を打ち切ることができるという条件を契約に盛り込んだとのこと。退職金も発生しないとのことだ。
ナポリとコンテは3年間の契約を交わすとされているが、評価は1年ごとということになる模様。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長にとってもコンテ監督にとっても、毎年が勝負となりそうだ。