ジョヴァンニ・レオーニは何者? サンプドリアで注目される17歳の新星

若き守備の要、トップクラブの関心を集める

サンプドリアのジョヴァンニ・レオーニは、2023/24シーズンのセリエBでブレークしている若手ディフェンダーだ。17歳の彼は、すでにU-18イタリア代表でもプレーしており、トップクラブから注目を集めている。彼はどんな選手なのか、そのプロフィールとキャリアを詳しく見ていこう。

プロフィール

ジョヴァンニ・レオーニ(Giovanni Leoni)

生年月日:2006年12月21日(17歳)
国籍:イタリア
ポジション:センターバック
身長:193cm

これまでのキャリア

レオーニのサッカーキャリアはローマから始まった。彼は5歳の時に家族ともにヴェネト州に移住し、ヴィゴンティーナでサッカーを始め、チッタデッラを経てパドヴァのユースチームに加入し、U-13からトップチームまでの階段を駆け上がっている。

注目を浴びるようになったのは、2022/23シーズンのことだ。パドヴァでプロデビューを果たし、2024年1月にサンプドリアにレンタル移籍した。サンプドリアでは、アンドレア・ピルロのもとで急成長を遂げ、右センターバックとしてプレーするように。すぐに信頼をつかみ、サンプドリアの守備の要として定着している。

特に印象的なのは、2024年4月6日に行われたセリエB第32節のパレルモ戦でのゴールだ。このゴールは彼を一躍注目の的とし、イタリアのサッカーファンの間でその名を知られるようになった。彼のパフォーマンスは、サンプドリアをプレーオフ圏内に押し上げる大きな要因となった。

プレースタイル

レオーニのプレースタイルは、現代的なセンターバックに求められる要素を多く備えている。193cmの長身を活かした空中戦の強さ、身体能力の高さ、そして両足を使える器用さが特長だ。的確なポジショニングと予測力、そして1対1の強さが高く評価されている。さらに、ビルドアップの際に冷静にボールを扱うことができ、守備だけでなく攻撃の起点となることもできるため、ピルロ監督に信頼されている。こうしたプレースタイルが、彼が未来のトップセンターバックとして期待される理由だろう。

マメ知識

  • レオーニは、クリス・スモーリングとフィルジル・ファン・ダイクを目標としている。
  • 彼の夢はプレミアリーグでプレーすること。
  • 初ゴールは2024年4月6日のパレルモ戦。
  • U-18イタリア代表としてもプレーしており、デビュー戦ではオーストリアを相手に勝利を収めた。
  • 「Leoncino(レオンチーノ)」という愛称で親しまれている。

※ソースは『カルチョメルカート』と『ウルティモウオーモ』

今後の展望

ジョヴァンニ・レオーニは、まだ17歳ながら、その才能とパフォーマンスからすでに多くのトップクラブの関心を集めている。特に、インテルやユヴェントスといったイタリアの名門クラブが彼の動向を注視しており、彼の将来には大きな期待がかかっている。

サンプドリアは、彼のレンタル契約を完全移籍に切り替えるためのオプションを持っており、150万ユーロで買い取ることができる。彼の成長と共に、サンプドリアは彼をチームの柱として育て上げることを目指している。

レオーニのキャリアは始まったばかりだが、その可能性は無限大だ。彼の今後の成長と活躍に注目していきたい。

参考動画:初ゴールのシーン

セリエB公式YouTube
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