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72歳ラニエリ、カリアリ監督退任。監督業も引退か

レスター・シティでプレミアリーグを制した名将が去る

カリアリのクラウディオ・ラニエリ監督が、今季限りでの退任を発表した。監督業もこれで終わりとなる見込みだ。

ラニエリ監督は、1988/89シーズンにカリアリをセリエC1優勝に導き、自身も飛躍。ナポリ、フィオレンティーナ、パルマ、ユヴェントス、ローマ、インテル、サンプドリアと、イタリア国内のさまざまなビッグクラブで指揮を執っただけでなく、国外にも挑戦した。特に2015/16シーズンにレスター・シティでプレミアリーグを制したことは、サッカー界の伝説として語り継がれる偉業であり、この年のあらゆる監督賞を総なめにしている。

2023年1月にカリアリに戻ってきたラニエリ監督は、クラブをセリエBからセリエAへの昇格に導くと、同年夏にカリアリが最後のクラブだと話していた。その覚悟を持って臨んだ2023/24シーズンはタフな戦いが続いたが、第37節のサッスオーロ戦で勝ったことでセリエA残留が決定し、ラニエリ監督は小さな島に歓喜をもたらして退くことになっている。

ラニエリ監督の退任発表には、カリアリ以外にも多くのクラブがSNSで感謝のメッセージを発信している。多くのクラブで愛された偉大な指揮官だった。

https://twitter.com/CagliariCalcio/status/1793011752738664480

●ラニエリ「カリアリが最後のクラブ」(2023/7/26)

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