アウェーでのファーストレグは1-1
6日に行われたヨーロッパリーグ・ベスト16・ファーストレグのスポルティングCP対アタランタは、1-1の引き分けに終わった。
アタランタは17分に先制を許したが、39分に相手のミスからチャンスをつくると、ジャンルカ・スカマッカが決めて同点に追いつく。
42分にはCKにスカマッカがヘディングで合わせたが、惜しくも決まらなかった。59分にはアデモラ・ルックマンが見事なターンから決定機をつくるも、シュートは左のポストに嫌われてしまう。86分には裏に抜け出したエル・ビラル・トゥレがオーバーヘッドでゴールネットを揺らすも、その前のプレーでオフサイドというジャッジで、得点は認められず。
アタランタは最後まで逆転できず、1-1でアウェーでのファーストレグを終えた。
スカマッカとルックマンを語るガスペリーニ
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の試合後のコメントを『スポルトメディアセット』が伝えている。
「チャンスはたくさんあった。もっと活かせたかもしれないが、結果はポジティブと言えるだろう。勝てなかったのは残念だが、次は自分たちのティフォージの前だ」
「スカマッカは気持ちに余裕を持ってプレーしていたが、運がなかった。このようにチームのためにプレーすれば問題はない。それだけの数字を残している。大事なのは笑顔だね」
「ルックマンは加入した頃、攻撃的な選手ではなかった。シーズン6、7点といったところで、あとはサイドに張っていたね。いまはゴール前のアクションにも常に顔を出す。スピードがあって、良いシュートもある。正しいタイミングで入ってヘディングもできる。私は彼を後押ししている。もっと完璧な選手に近づけるはずだからね」