フィオレンティーナのプリマヴェーラで評価を高めていたビギカ
サッスオーロは25日、アレッシオ・ディオニージ監督の解任と、エミリアーノ・ビギカ監督の就任を発表した。
50歳のビギカ監督は、暫定的な昇格ではあるものの、トップチームを指揮するのはキャリアで初めてのことだ。しかし、2019年にその機会が目前に迫っていたことを『TMW』が取り上げている。
ビギカ監督はU-17エンポリ、U-17イタリア代表で監督を務めたあと、2017年から3シーズンにわたってフィオレンティーナのプリマヴェーラを指揮した。
フィオレンティーナでは2018/19、2019/20と、コッパイタリア・プリマヴェーラで2連覇を達成するなど結果を残しており、評価を高めていたという。
一方、フィオレンティーナのトップチームは2018/19シーズン終盤に危機を迎えており、シーズン終盤の4月にステファノ・ピオリ監督が辞任している。その際の後任候補として挙がった一人がビギカだったとされている。
ただ、最終的にフィオレンティーナはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が復帰しており、ビギカのトップチーム昇格は見送られていた。