ますます評価を高める元ミランのベルギー代表FW
アラタンタのシャルル・デ・ケテラールがさらに評価を高めている。
アタランタは4日のセリエA第23節でラツィオをホームに迎え、3-1で勝利を収めた。この一戦で主役になったのが、昨年夏にミランからレンタルで加入したデ・ケテラールだ。
デ・ケテラールは43分にPKを決めると、後半には鋭いカットインから左足でシュートを決めて、セリエAで初のドッピエッタを達成している。
メディアも絶賛
『TMW』は採点記事でデ・ケテラールを8を付け、マン・オブ・ザ・マッチに選出。「立ち上がりからすぐに危険な存在になった。ラッザリをかわしてフリーになり、そのあとはアシスト、華麗なタッチ、前への推進力、そしてゴールと、大暴れ。デ・ケテラールのショーだった」と絶賛している。
『ガゼッタ』も単独最高評価の8を付けた。デ・ケテラールは頭文字をとってCDKと略されることが多いが、同紙は「Champions De Ketelaere」とあいうえお作文のような見出しを打った。
仲間と指揮官も賛辞
先制点を決めたマリオ・パシャリッチは、「デ・ケテラールは好青年ですぐに馴染んだ。ミランでは期待が大きすぎたんだろうね。僕たちは彼を迎えることができてうれしいよ」と、チームメートの活躍を称えた。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、『DAZNイタリア』で「彼は自分が落ち着ける環境を見つけた。この数カ月で急速に自信を深めている。いろいろトライして、ボールを失うことはほぼないし、その上ボールを奪い返すこともする。我々は満足しているよ。クオリティーのある選手だということは分かっていたが、重要なことをしており、常に自信を持ってチームの基準になっている。彼にとって最大級の賛辞のつもりさ」と述べている。