2022年にイタリア代表でプレーした才能
18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝で、ナポリはフィオレンティーナに3-0で勝利した。この試合のヒーローになったアレッシオ・ゼルビンが、『スポルトメディアセット』にコメントを残している。
ゼルビンは1点リードで迎えた81分から途中出場すると、84分にCKからゴールを決めた。この際、ポルトに後頭部を強打して治療のためにピッチから出ていたが、86分にプレーに戻ると、すぐに2点目を決めている。
24歳のゼルビンは、これが今季初ゴールで、興奮気味に試合を振り返った。
「最高にうれしいし、完全に予想外だった。いつでも出られるように準備をしている。そのご褒美かもしれないね」
「これは僕にとってナポリで初のゴールだ。まさに夢みたいだよ。想像すら難しいことだね。（3-0としたゴールは、）あそこにたどり着いたから打った。何も考えずに、咄嗟に思い浮かぶものあんだ。あそこまで行ったら狙わないといけない。あとは入ることを祈るだけだね」
アレッシオ・ゼルビンは何者？
ゼルビンはイタリア北部のノヴァーラ出身で、2007年から2013年はインテルの下部組織でプレーしていた。その後、複数クラブを経て2017年1月にゴッツァーノからナポリに移籍している。2021/22シーズンはフロジノーネへレンタルされてセリエB31試合で9得点を挙げて評価を高め、2022年にはロベルト・マンチーニ監督からイタリア代表に呼ばれ、ハンガリー代表戦でアッズーリデビューも果たしている。
しかし、ナポリに復帰した2022/23シーズンはほとんど出番がなく、セリエA10試合で191分間の出場にとどまった。今季もここまでカンピオナートでは7試合145分間の出場で、1月のメルカートでフロジノーネへレンタルされることが濃厚と報じられているところだ。
