代表ウィーク明けにインテル戦やユヴェントス戦を控える昨季王者
ナポリは14日、リュディ・ガルシアの監督解任と、ワルテル・マッツァーリの監督就任を発表した。
ナポリは12日に行われたエンポリ戦を0-1で落とした。その後、ガルシア監督の解任が決まったという報道が出ていたところ。13日には発表がなかったものの、やはり監督交代の流れは避けられず、14日に正式決定している。
昨季王者のナポリは、ルチアーノ・スパレッティ監督が退任してガルシア監督を招へいした。しかし、開幕からスタートダッシュに失敗。その後調子を上げた様子だったが、公式戦ここ5試合で2勝2分け1敗と振るわず。ミランとウニオン・ベルリンに引き分け、エンポリに敗れたことで、監督交代が決まった。
今季のセリエAの監督交代は、エンポリ、サレルニターナ、ウディネーゼに続いて4人目だ。
後任はトゥドールではなくマッツァーリ
13日まで後任の本命はイゴール・トゥドールで、実際に代理人との接触も報じられていた。しかし、14日になって状況が一変。午後になるとアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がマッツァーリと会談に入り、そのまま決着を迎えた。
マッツァーリは過去、2009年から2013年にかけてナポリを指揮。チャンピオンズリーグ出場権獲得やコッパ・イタリア優勝など、大きな成果を残した。
ビッグマッチが続くナポリ
ナポリは代表ウィーク明けに、アタランタ、インテル、ユヴェントスと、強敵との連戦が待っている。チャンピオンズリーグでもレアル・マドリーなどとのビッグマッチが待っている状況だ。
セリエA第12節を終えて4位につけているナポリ。監督交代で昨季の強さを取り戻すことができるだろうか。