ボローニャFWに最初の連絡をしたのはアルナウトビッチ
ボローニャのジョシュア・ザークツィーが10日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
ザークツィーは2023/24シーズンのボローニャでブレーク中のオランダ人FW。ここまでカンピオナート11試合で3得点2アシストを記録している。第8節インテル戦でもゴールを決めた。
マルコ・アルナウトビッチの移籍で飛躍を果たした形のザークツィーが、様々なテーマについて語っている。
ここまでのベストゴール
「コッパ・イタリアのチェゼーナ戦で決めたのもお気に入りだ。インテル戦? 試合後にゾマーと話したんだ。彼は少しミスをしたと言っていた。だから、完璧なゴールだったわけじゃない」
「1つ選ぶならサッスオーロ戦だ。ヒールでのコントロールからGKをかわしてノーチャンスの状態にできた。僕の特長が出し切れたゴールだね」
チェゼーナ戦のゴール
インテル戦のゴール
サッスオーロ戦のゴール
プレッシャーを感じていないよう見える。
「試合前に感じているよ。だって、期待してくれる監督やチームメート、僕の名前を叫ぶファンを失望させたくないからね。そこから良いプレーをしたいと気合いが入って、内なる炎が燃え上がる。試合が始まると普段の自分に戻る感じで、その炎を自分なりの形で表現するんだ」
センターフォワードとしての役割と10番としてのクオリティー。「9.5」番と言えるのではないでしょうか。
「そうだね。良いアイディアだと思う。育成時代はフェイエノールトので10番で、デンハーグでは11番をやった。あとはモッタ監督がどこで使うかだね。ボールを持ってプレーできるのはうれしいよ」
昨季はほとんど起用されなかった。アルナウトビッチがいました。
「僕たちは良い関係を築いているし、今もそうだね。今季最初のゴールを決めたときに電話をくれた最初の人がマルコだった。彼がインテルへ行ったから出番をもらえてうれしい、って言うのは恥ずかしいことじゃないよ(笑)。『オマエの番だな』って言ってくれたね」
「バカンスから戻ったあと、できる限りのことをやろうと自分に言ってきた。成長したと思う。僕は子供の頃、イブラ、ロナウジーニョ、フェノーメノのロナウド、ファン・バステンといった選手たちのプレーをみてきた。そのあと、レヴァンドフスキやアルナウトビッチと一緒にプレーした。でも、その2人に何かコツとかを尋ねたことはない。僕は彼らを見て吸収した。そしてプレーした。あとのことは自分で手に入れたよ」
サッカー選手としての夢は?
「自分の国であるオランダ代表でワールドカップに出たい。バイエルン・ミュンヘンでチャンピオンズリーグに優勝したように、またタイトルを掲げたい。もちろん、あのときはチームの主力ではなかったとしてもね……」