ファジョーリよりも重い罰に
イタリアサッカー連盟(FIGC)は26日、サンドロ・トナーリに対する処分を発表決定した。18カ月の出場停止処分で、うち8カ月がニコロ・ファジョーリと同じ代替時効による実質的な減刑で、実質の出場停止は10カ月となる。
賭博スキャンダルによるトナーリに対する処分は、ファジョーリよりも厳しいものとなった。ミランの試合も賭けの対象としたことを供述したことなどにより、より厳しいペナルティーとなったものとみられる。
処分軽減の条件は、8カ月以上の計画的なギャンブル依存症治療を受けることや16回の公開セミナー参加などがある。
ファジョーリの治療が5カ月で、セミナー参加が10回となっているため、トナーリの方が軽減の条件も多い。罰金はファジョーリが1万2500ユーロだったのに対して、トナーリは2万ユーロに決まっている。
EURO2024は欠場
規則に従うと4年間の出場停止と言われていたトナーリ。10カ月で復帰できることはかなり短くなった印象ではあるものの、EURO2024には参加できないことが決まった。