エル・シャラウィとカザーレの弁護士が告訴
イタリアサッカー界を揺るがしている賭博スキャンダル。これを報じた側にも捜査のメスが入ることになった。『スカイ』などが23日に報じたところによると、ファブリツィオ・コロナがミラノ検察に容疑者として登録された。
“スキャンダルの王”は、ニコロ・ファジョーリの賭博問題をいち早く公にし、その後、サンドロ・トナーリとニコロ・ザニオーロの名を挙げた。トナーリについても間違いない状況だったものの、そのあとで挙げた選手たちはいずれも潔白を主張している。
潔白を主張した選手たちの中には、名誉毀損ですでに法的措置をとった選手もいる。ラツィオのニコロ・カザーレとローマのステファン・エル・シャラウィの弁護士が告訴状を出し、ミラノ検察が捜査をすることになった。
一時はセリエAのプレーヤーだけでも多くの選手が関与していると言われていたが、“コロナ砲”は最初だけだったのかもしれない。
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