主力で臨むも手痛い黒星
8日に行われたセリエA第8節のナポリ対フィオレンティーナは、3-1でアウェーのフィオレンティーナが勝利を収めた。
ミッドウィークにヨーロッパの大会があった両者の対戦。ナポリはビクター・オシメンやクビチャ・クバラツヘリアを先発で起用し、フィオレンティーナはニコラス・ゴンサレスがベンチスタート。前線にはムバラ・エンゾラとルーカス・ベルトランが入った。
先手を取ったのはフィオレンティーナで、7分にヨシプ・ブレカロのゴールで先制する。ただ、前半終了間際に痛恨のミス。ファビアーノ・パリージが相手のクロスを胸でGKにパスしたところをオシメンに狙われてPKを献上。これをオシメンに決められて1-1で折り返す。
こうなると後半はナポリが押し込むかと思われたが、後半立ち上がりからフィオレンティーナはカウンターで好機をつくるなどしてリズムをつくると、63分にジャコモ・ボナヴェントゥーラが決めて勝ち越しに成功。終了間際にはパリージのクロスにニコ・ゴンサレスが合わせて勝負を決めた。
ガルシア「悪い夜だった」
ナポリのリュディ・ガルシア監督は試合後、『DAZNイタリア』で次のように語っている。
「先制点をあげるべきではなかったし、前半終了間際のPKで勢いづくべきだった。2点目を奪う絶好機を逃してしまった。3点目については追いつくために全員が前に出ていたからだが、ディフェンスラインがアグレッシブにいけなかったのは良くない」
「ハイプレスでもっと素早くオシメンを見つけるべきだっただろう。そのあとザンボ=アンギサの負傷で中盤を変えたが、アウトサイドの選手との連係は改善点だ。フレッシュな選手を入れて多少盛り返したが、全体的には悪い夜になってしまった」