サパタはドニに並ぶ
26日に行われたセリエA第2節のフロジノーネ対アタランタは、2-1でホームのフロジノーネが勝利した。昇格組がアタランタを下す波乱が起きている。
開幕戦でナポリに敗れていたフロジノーネは好発進。開始5分、高い位置でボールを奪って速攻を仕掛けると、アブドゥ・ハルイが見事にコースを狙って先制点を決めた。24分にはセットプレーからイラリオ・モンテリージが押し込んでリードをひろげ、2点差として折り返している。
後半に入って56分、アタランタはドゥバン・サパタが鋭い反転シュートを決めてゴール。サパタはこれでアタランタでの通算ゴール数を69とし、クリスティアーノ・ドニと並んでアタランタの歴代最多得点記録に並んだ。
その後、途中出場のシャルル・デ・ケテラールの強烈なシュートなどで同点弾に迫ったものの、フロジノーネの粘り強い守備もあってゴールを奪えずに試合終了を迎えている。
ガスペリーニ「アタランタは過大評価されている」
試合後の会見で、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督はフロジノーネを称えている。
「フロジノーネはスピードも技術もある優れたチームだ。我々のアプローチに問題があったわけではなく、相手のスピードの問題だ。セリエAは複雑なリーグで、近年はますますその傾向が強くなったと思う」
「我々は昨季の結果のあとで過大評価されている。私は毎年、シーズン前半戦を終えたところで目標を設定してきた」