セリエA2シーズン目に臨む
モンツァは19日のセリエA開幕戦でインテルと対戦する。2022/23シーズンに躍進したチームは、どんなチームになるだろうか。
目次
- 予想スタメン・フォーメーション
- 2022/23シーズンは11位
- 2023年夏のメルカート
- 監督：ラッファエレ・パッラディーノ
- 主将：マッテオ・ペッシーナ
- 最高額選手：マッテオ・ペッシーナ、カルロス・アウグスト
- PKキッカー：マッテオ・ペッシーナ
- インテル戦のオッズは？
予想スタメン・フォーメーション
2022/23シーズンは11位
モンツァは2022/23シーズンがクラブ史上初のセリエA挑戦だった。夏の積極補強にもかかわらず、チームは開幕から低迷。開幕5連敗で最悪のスタートになると、第6節レッチェ戦で引き分け、セリエA初勝ち点を手にしたあと、ジョヴァンニ・ストロッパ監督を解任した。
それでもプリマヴェーラを指揮していたラッファエレ・パッラディーノの監督就任から状況が好転し、一気に順位を上げた。セリエA初挑戦で11位という好成績で1年目を終えている。
2018年にシルヴィオ・ベルルスコーニが買収してから飛躍が止まらないモンツァ。そのベルルスコーニは2023年6月12日に死去。86歳でこの世を去った。偉大なトップを失ったあとでモンツァがどのような道を進んでいくかにも注目したい。
2023年夏のメルカート
主な加入
- バレンティン・カルボーニ（インテル / レンタル）
- ロベルト・ガリアルディーニ（インテル / 契約満了後）
- ジョルジョ・チッタディーニ（アタランタ/ レンタル）
- ゲオルギオス・キリアコプロス（サッスオーロ / レンタル）
- ステファノ・ゴーリ（ユヴェントス / レンタル）
- ダニーロ・ダンブロージオ（インテル / 契約満了後）
主な放出
- マルロン（シャフタール / レンタル終了）
- ニコロ・ロヴェッラ（ユヴェントス / レンタル終了）
- フィリッポ・ラノッキア（ユヴェントス / レンタル終了）
- ステファノ・センシ（インテル / レンタル終了）
- アレッシオ・クラーニョ（サッスオーロ / レンタル）
- カルロス・アウグスト（インテル）
監督：ラッファエレ・パッラディーノ
現役時代にユヴェントス、ジェノア、パルマ、クロトーネなどでプレー。2018年にスペツィアとの契約が満了後にフリーとなっていたが、2019年3月にモンツァと契約。この契約を終えたあとで現役を引退し、2020年にU-15モンツァの監督に就任した。その後、モンツァでキャリアアップして2022/23シーズン途中からトップチームの監督に就任している。初のトップチーム指揮でリーグ戦32試合14勝9分け9敗という信じられない成績を残した。
主将：マッテオ・ペッシーナ
モンツァの下部組織出身で、2015年にミランへ移籍。その後、様々なクラブを渡り歩き、2022年夏にアタランタからのレンタルでモンツァに復帰し、すぐに主将を任された。モンツァのセリエA残留により完全移籍に切り替わり、引き続きチームを引っ張ることになる。
最高額選手：マッテオ・ペッシーナ、カルロス・アウグスト
2023年8月11日時点『transfermarkt』のデータでは1500万ユーロで2人が並んでいる。ただし、カルロス・アウグストについてはインテルへの移籍が引き続き話題になっているところだ。
PKキッカー：マッテオ・ペッシーナ
2022/23シーズンは5回中3回のPKを担当し、全て成功している。そのほかはアンドレア・ペターニャとジャンルカ・カプラーリが担当し、いずれも成功だった。
インテル戦のオッズは？
セリエA第1節のインテル対モンツァのオッズは11日時点で、インテル勝利が1.36倍で、モンツァ勝利が6.50倍となっている。引き分けは4.50倍だ。
