サウジアラビアがナポリの主力を狙う
ナポリのビクター・オシメンが、再びサウジアラビアのターゲットとなっている。これまでにもあった噂だが、今回は選手側がすでに合意済みという情報が入ってきた。
もちろんナポリはオシメンの放出を望んでいない。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が「彼を引き抜くなら最低2億ユーロ」と言ったことは有名で、ナポリは契約延長に向けて動いているところだ。
そんな中、この数日でサウジアラビアのアル・ヒラルが高額オファーを用意してオシメンを狙っていることが報じられた。これも数ある噂話の一つという声もあったが、ナイジェリア『Soccernet.ng』は、すでにオシメンとアル・ヒラルの間に合意があると記している。
6日、オシメンのサウジアラビア行きについて問われたリュディ・ガルシア監督は、「キャリアの終わりに行くのは理解できる。世界中の誰でも、こういった品のないオファーを受けることはあるだろう。ただ、選手として成熟していて、最高のシーズンがやってくると、そんなことには目もくれなくなるものだ。私はビクターではないから、詳しいことは彼本人に聞いてほしい。とにかく、私はアラブのことは忘れて、スポーツに集中するだけだね」と述べている。
シーズン開幕が近づくこのタイミングでオシメンを失えば、ナポリにとって大きな痛手になることは間違いない。アル・アハリがピオトル・ジエリンスキの獲得に動いている話もあるが、これらの話はどこまで進んでいるのだろうか。