育成に定評のアタランタがクラブ史上最高額補強へ
アタランタがアルメリアからエル・ビラル・トゥレを獲得した。21歳のマリ代表FWはどんな選手なのだろうか。
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プロフィール
名前(アルファベット)
生年月日:2001年10月3日(21歳)
国籍:マリ
ポジション:FW
身長:185cm
これまでのキャリア
エル・ビラル・トゥレはマリ人の両親のもと、2001年にコートジボワールのアジャメという街で生まれた。15歳のときにマリに渡り、アフリカ・フットボールエリートセンターでトレーニングを重ねた。
2020年1月にフランスのスタッド・ランスと契約。2月1日にリーグアンのアンジェ戦に起用され、プロデビューを飾った。この試合でいきなりゴールを記録している。
スタッド・ランスで公式戦68試合に出場したトゥレは、9得点5アシストという記録を残して2022年夏にアルメリアへ移籍。800万ユーロの移籍金でスペインへ渡ると、2022/23シーズンに公式戦22試合に出て7得点2アシストを記録。3月中旬から2カ月半ほどの長期離脱となったが、それでもコンスタントに結果を残した。
マリ代表デビューは19歳のとき。2020年10月にA代表デビューを飾り、これまでに15試合で5ゴールを挙げている。
アタランタは7月29日に獲得を正式発表している。
プレースタイル
トゥレは185cmの長身でフィジカルが強いセンターフォワード。必要があればサイドに流れることもできる。加速力に優れてテクニックもあるため、スペースがあると持ち味を最大限に活かせそうだ。また、ゴールを背にしたプレーも得意としている。アタランタで言えば、ドゥバン・サパタに近いタイプのFWと言えそうだ。
マメ知識
- 事前の報道によると、移籍金は3000万ユーロ。実現すればアタランタのクラブ史上最高額補強となる。
- これまでの過去最高額はジェレミー・ボガの2200万ユーロ。