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マイケル・カヨデは何者? ユヴェントス下部組織で育ったフィオレンティーナの才能

U-19欧州選手権ファイナルで決勝弾

UEFA U-19欧州選手権は、U-19イタリア代表の20年ぶり4度目の優勝で幕を閉じた。決勝のポルトガル戦で決勝点を決めたのが、フィオレンティーナに所属するマイケル・カヨデだ。19歳の若手は、どんな選手だろうか。(ソースは主に『スカイ』)

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プロフィール

マイケル・カヨデ(Michael Kayode)

生年月日:2004年7月10日(19歳)
国籍:イタリア
ポジション:右サイドバック、右ウイングバック、左サイドバック、左ウイングバック
身長:179cm

これまでのキャリア

マイケル・カヨデはナイジェリア人の両親のもと、ノヴァーラ県のボルゴマネーロという街に生まれた。同じピエモンテ州のユヴェントスの下部組織に入ったが、トップ昇格は果たせず。7年間を過ごしたあと、2018年夏にレンタルでゴッツァーノに移籍すると、その2年後に完全移籍に切り替わった。

当時を振り返ってカヨデは『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』で「U-14まで行ったんだけどね。最初はアッリエーヴィ・レジョナーリに上げてもらえる予定だったけどダメになったんだ」とコメント。「カテゴリーを気にするタイプじゃないし、下で始めることにしたんだ」と述べていた。

こうしてユヴェントスからゴッツァーノへ移ったカヨデは、16歳のときにブレーク。2020/21シーズンにセリエDで34試合に出て2ゴール2アシストを記録した。2020年11月1日のカステッランツェーゼ戦で初ゴールを挙げており、2004年生まれでセリエDでゴールを決めた初めての選手となっている。

カヨデは、2021年夏にフィオレンティーナへ移籍。アルベルト・アクイラーニ率いるプリマヴェーラで経験を積む日々を送っている。2022/23シーズンは
プリマヴェーラで38試合に出て6ゴール2アシストを記録した。デビューの機会こそなかったものの、シーズン後半戦はトップチームのカンピオナートでも頻繁にベンチ入りもしている。

プレースタイル

カヨデは右サイドバックがベースだが、右ウイングバックとしてもプレーできる。また、U-19欧州選手権決勝でもみられたように、左サイドに回ることもでき、サイドの万能選手という印象だ。ただ、やはり右サイドが本職という意識はあるようで、「過去の選手の中では、ずっとカフーのことをチェックしてきた」と本人が語っていた。

マメ知識

  • 幼少期は陸上競技に励んでいたとのこと。「テレビでボルトの活躍を観るのが好きだった。でも、お父さんがサッカー好きだったから変えることにしたんだ」とフィオレンティーナの公式メディアで2023年4月に語っていた。
  • 同メディアでは、ゴッツァーノ時代にも触れていた。「セリエDはフィジカルが強くて、フィオレンティーナにたどり着く上で大きな助けになった。家族のためにも戦わなければいけない選手たちばかりだから、メンタリティーも違った。フィレンツェの下部組織ではもっとテクニカルなところが重要視されるね」と語っている。

マイケル・カヨデ紹介動画

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