監督はファビオ・グロッソ
フロジノーネが1日、セリエA復帰を決めた。
フロジノーネはこの日行われたセリエB第35節でレッジーナに3−1で勝利した。この結果、3位バーリとの勝ち点差が10となり、残り3試合で抜かれることはなくなったため、2位以内が確定。自動昇格でセリエAに戻ってくることが決まっている。
フロジノーネが最後にセリエAで戦ったのは2018/19シーズンで、これが3度目の1部挑戦。2013/14シーズンもセリエAだったが、過去2回はいずれも昇格したシーズンに降格となっており、残留に成功したことはない。2023/24シーズンの最大の目標になりそうだ。
フロジノーネの指揮官は元イタリア代表左サイドバックのファビオ・グロッソ。2021年3月にフロジノーネを率いるようになり、2シーズン目で大きな結果を残した。グロッソ監督はセリエBでのキャリアが長く、セリエAでの指揮はブレッシアを率いた2019/20シーズンのみ。とはいっても、わずか3試合で監督を解任されたため、準備が整った状態で1部を戦うのは来季が初となる。
今季のフロジノーネといえば、インテルからレンタルで加入したサムエレ・ムラッティエーリが注目された。22歳の若手アタッカーは今季のセリエBで12ゴールを決めており、去就も注目されているところ。フロジノーネの残留でレンタル延長という話もあるが、どうなるだろうか。