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ハーランド系? 市場価値急上昇中! ラスムス・ホイルンドは何者?

今夜ミランと対戦するアタランタでブレーク中の快足FW

アタランタのFWラスムス・ホイルンドが、評価を高めている。20歳の注目株について紹介する。

プロフィール

ラスムス・ホイルンド(Rasmus Højlund)
生年月日:2003年2月4日(20歳)
国籍:デンマーク
ポジション:FW
身長:191cm
100m走:11秒台(11秒を切るとも!

これまでのキャリア

デンマーク人のホイルンドは、コペンハーゲンの下部組織出身。2017年に加入して2020年にトップチームデビューを果たした。その後、2022年1月に移籍金180万ユーロでオーストリアのシュトゥルム・グラーツへ。半年で13試合に出て6ゴールを決めると、2022/23シーズン開幕から5試合で3ゴールを決めたあと、1700万ユーロの移籍金でアタランタにやってきた。

アタランタでは第4節のトリノ戦でデビューを飾ると、第5節モンツァ戦で初ゴールを記録。この月の代表ウィークでデンマーク代表デビューを果たした。

その後はコンスタントに起用されてもなかなか結果につながらずにいたが、2023年に入ってブレーク。新年初戦のスペツィア戦から3試合連続弾を決めると、2月に入ってラツィオ戦とレッチェ戦で2試合続けてゴールを決めている。さらにコッパ・イタリアでも1点を決めており、2023年はすでに6ゴールを挙げていることになる。

プレースタイルと課題

プレースタイルはたびたび紹介されるとおり、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと比較されるタイプ。もちろんハーランドには及ばないとしても、長身で金髪の点取り屋と、共通点は多い。

ホイルンドの一番の武器はスピード。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が「100m走は11秒を切る」と話していたように、爆発的な加速が最大の持ち味だ。ただ、まだそのスピードでボールを扱う技術は発展途上で、ファーストタッチの雑さなどは指揮官に改善を求められているとか。また、191cmの長身でありながら、セリエAでまだヘディングでの得点がないことも課題だろう。

『transfermarkt』のデータによると、ホイルンドはキャリアの中でヘディングのゴールはわずか3点。ここまでキャリア通算41ゴール挙げていることを考えると、少なすぎる印象は拭えない。

マメ知識

  • 父アンダースも1990年代から2000年代にかけてプロのサッカー選手をしていた。母親もプロレベルの陸上選手。(『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』)
  • 2005年生まれのエミールとオスカーは双子の弟。どちらもコペンハーゲンの下部組織に在籍中。(『スカイ』)
  • ベルガモ(アタランタのホームタウン)郷土料理が気に入っており、ポレンタ(写真)は好物。ただし、ガスペリーニ監督がコンディション管理にうるさいため、量はほどほどにしているらしい。(『ガゼッタ・デッロ・スポルト』)
  • 2023年2月時点で市場価値は4000万ユーロまで上昇。(『ガゼッタ・デッロ・スポルト』)

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