セリエB3試合目で悲劇
マウロ・サラテを悲劇が襲った。だが、所属するコゼンツァが粋な対応を見せている。
かつてセリエAで活躍したサラテは、2月1日にフリーでコゼンツァに加入したことが発表された。すぐにコンディションを整えた35歳は、4日のテルナーナ戦に途中出場でデビューを飾ると、その後2戦は先発出場。すぐにティフォージの心をつかんでいる。
しかし、18日の試合でサラテは負傷交代。19日に検査が行われたところ、前十字じん帯を痛めていることが分かり、手術の可能性も検討されている。いずれにしても今季中の復帰は絶望的だ。
感謝を行動に移すコゼンツァ
フリートランスファーでセリエBに戻ってきたサラテ。コゼンツァとの契約は今季終了までだ。そのため、これでサラテのコゼンツァでのキャリアは終わりになるかと思われたが、そうでないかもしれない。
コゼンツァは声明の中で、「クラブはすぐにユニフォームに対する愛情を示し、その経験や才能をチームメートやスタッフに役立ててくれたマウロに感謝しており、できるだけ早い復帰を後押しする意味でも契約延長をオファーします」と宣言。加入から1カ月も経たないサラテに来季の契約を提示するとした。