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ミハイロビッチへの想いを語るスタンコビッチ「彼の人生の一部になれたことは誇り」

「悔やむのは、やらなかったことについてだけでいい」

サンプドリアのデヤン・スタンコビッチ監督が8日、『DAZNイタリア』の番組でジャンパオロ・パッツィーニのインタビューに応じた。その中で、シニシャ・ミハイロビッチとの関係についても話している。

インテル時代はサンプドリアのホームゲームでよく苦戦していた。

「ここ(マラッシ)では0-1で負けたり、僅差で勝ったり、引き分けたりだった。私が育った時代のサンプは、ボスコフやヴィアッリやマンチーニがいたね。チャンピオンズリーグの決勝で負けた世代だ。セルビアの歴史は、ボスコフ、ユーゴビッチ、ミハイロビッチがもたらしたものだよ」

そのミハイロビッチは昨年12月16日にかえらぬ人となった。53歳の若すぎる死だった。

「いつでも全てを話す関係だった。私が大変なときは、『大丈夫、うまくいくよ』って言ってくれる、いつでも心の拠り所だった。失敗したら兄弟のように耳を引っ張られたりアドバイスをくれたり……。彼の娘たちやアリアンナ、彼の兄弟やお母さんのことを思うと計り知れない痛みがある」

「私は彼の人生の一部になれたことを誇りに思う。彼は私が大尊敬していて大好きだったことを知っているよ。『悔やむのは、やらなかったことについてだけでいい』。彼のこの言葉は、どんなときにでも大切にしているメッセージだ」

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