「エムバペは余裕でバロンドールを取るが…」
ファビオ・カペッロ氏が19日、『コッリエレ・デッロ・スポルト』でカタールワールドカップを振り返った。
イタリア不在のワールドカップが終わり同氏は、「セリエAはワールドカップから学ぶことがある」と述べた。
また、今大会はリオネル・メッシとキリアン・エムバペが盛り上げた形だが、「エムバペは近い将来、楽々とバロンドールを取るだろう」とその能力を評価。ただ、メッシとは違うと考えており、「メッシのプレーは華麗な白鳥の調べだ。残念ながら、彼を継ぐ選手は見当たらない。メッシはマラドーナの後継者であり、マラドーナはペレの後継者だった。エムバペは唯一無二の点取り屋だ」と違いを語っている。
サッカーのトレンドも変わったと感じており、「ティキタカの終焉」とカペッロ氏。VARの進化によるジャッジの変更にも触れ、「審判にはカードはポケットにしまっておけと言いたいね」とコメント。イエローカードの増加には不満を持っている様子だ。