セリエA第27節のキエーヴォ対ミランは、2-1でアウェーのミランが勝利した。この試合ではキエーヴォ陣営が判定への不満を口にしているが、少なくともMFルーカス・ビリアのゴールについては、審判団の非は少ないかもしれない。
ミランは31分、ビリアの芸術的なFKで先制点を決めた。これについてキエーヴォのジャンカルロ・ロマイローネSDは「13メートル離された」と壁の位置がおかしかったと指摘している。ミンモ・ディ・カルロ監督も同じように壁が遠かったと話した。
この疑問を解決すべく、『スカイ』は映像を検証。その結果、壁とボールの距離は9.73メートルだったという。9.15メートルというルールよりも離れていたのは事実だが、「離れすぎ」という指摘にはあてはまらないかもしれない。
ただ、決勝ゴールとなったFWクシシュトフ・ピオンテクの得点については疑問符が残っており、やはり善戦したキエーヴォとしては納得がいかないはずだ。