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アチェルビ罵倒で練習の妨げに
新シーズンに向けてトレーニングを続けるラツィオ。19日に練習場が静まりかえる事態が起きている。『スポルトメディアセット』などが伝えた。
事件は19日午前の練習で起きた。一部ティフォージがフランチェスコ・アチェルビに対してブーイングやメガホンを使って罵声を浴びせるなどの行為が続いたという。
すると、これに腹を立てたマウリツィオ・サッリ監督が練習を中断。そのグループに近寄り、「我々はここに仕事をしにいているんだ」と一言。集団を黙らせた。
指揮官の行動には、メインスタンドから拍手が起こり、「ブラーヴォ、ミステル」という声も。一般的なファンからしても煩わしい行為だったことがうかがえる。
アチェルビの去就は?
クルヴァとの関係が悪化して今夏の退団が濃厚と言われているアチェルビ。先週末にはクラウディオ・ロティート会長との話し合いがあったとされている。ラツィオは500万ユーロ以上であればアチェルビを放出するというが、ロティート会長が納得するオファーは届くだろうか。