シャフタールを率いるイタリア人指揮官が現状語る
シャフタール・ドネツクを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、『スカイ』にコメントを残した。
ウクライナでは今週末にウィンターブレークが終わってリーグ戦の再開が予定されていたものの、ロシアの侵攻が始まり、スポーツ界も中断を余儀なくされている。24日、リーグ戦の中断が正式に発表された。
首都キエフのホテルにスタッフや選手と滞在中だという元サッスオーロ指揮官が、現状を説明した。
「今朝から状況が悪化している。昨夜まではリーグ戦が再開する予定でいたんだ。だが、今朝は爆発音で目が覚めた」
「我々は元気だ。ただ、少し状況は張り詰めている。キエフのイタリア領事館と連絡を取り合っているよ。助けになろうとしてくれている」
ウクライナでは領空内における民間機の飛行に制限が掛かっている。
「我々は何もヒーローになるつもりなんかじゃない。ただ、我々はサッカーをするためにここにいて、リーグ戦が続く以上、ウクライナ人選手もブラジル人選手も去ろうとするのはフェアじゃないと考えた。だから、この決断に至った。しかし、今はもう状況が違う。サッカーは中断した。どうやったらここを離れられるか、その方法を模索しているところだ」
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