スカマッカの後釜に期待される21歳、ゴール量産のプレースタイルは?
サッスオーロが1月のメルカートで獲得したFWルカ・モーロ。1月25日に21歳になったばかりの彼は、まだ世界的にみれば無名に近い。だが、今冬の移籍市場でユヴェントスやトリノも関心を示していると報じられた存在で、日増しに注目度は高まっている。これからさらにビッグになるかもしれないルカ・モーロとは、どんな選手だろうか。
プロフィール
ルカ・モーロ(Luca Moro)
ポジション:FW
国籍:イタリア
生年月日:2001年1月25日
身長:189cm
実質プロ1年目でブレーク
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モーロは今季、パドヴァからセリエCのカターニアにレンタルで加入。セリエC19試合で20ゴール4アシストと大暴れしており、トップクラブの目を引いた。
特に9月30日から11月6日にかけての7試合は驚異的で、7試合連続弾で12ゴールを荒稼ぎ。その後2試合はU-20代表招集のため欠場したが、クラブに戻ってから4試合でさらに5ゴールと、ネットを揺らし続けた。
そんなモーロだが、これまで注目されていなかったのも仕方がない。彼にとっては、今季がプロとして実質1年目なのだ。2019年4月、18歳のときにセリエBでプロデビューを飾ったものの、定位置確保には至らず。コンスタントな出場機会という意味では、カターニアに加わった今季が初めてのプロキャリアということになる。
プレースタイル
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モーロは189cmの長身を活かしたセンターフォワードらしいプレーが特長とされている。フィジカルを武器にチーム全体を押し上げ、ペナルティーエリア内で強さを発揮できる、典型的なセンターフォワードタイプだ。
『ミヌーティディレクーペロ』は、戦術的な柔軟性についても指摘。3トップのセンターとしての活躍はもちろんのこと、3人のトレクァルティスタを敷いたときのフィニッシャーとしても、2トップでほかのストライカーと組んだときも、柔軟に対応していた。だからこそ、コンスタントにゴールを奪えたのかもしれない。
真の大物になれるか
セリエCからセリエAへの大飛躍。1部での挑戦は簡単ではないはずだ。レンタルの形で今季はカターニアに残るモーロはまだ21歳。これからの成長に注目だ。
ルカ・モーロ紹介動画
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