マフィアとのつながりで3年6カ月
現役時代にパレルモなどで活躍したファブリツィオ・ミッコリが、3年6カ月の懲役刑を受けることが決まった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが24日に伝えている。
すでに有罪判決を受けていたミッコリは控訴していたが、最高裁判所がこれを棄却。 3年6カ月の懲役が確定した。
ミッコリはパレルモに所属していた2010年ごろ、ナイトクラブの資金1万2000ユーロの工面を友人のマウロ・ラウリチェッラに依頼。この人物は有名マフィア、アントニオ・ラウリチェッラの息子で、その道の手法で資金を調達したと言われている。
のちにミッコリはマフィアの息子とは知らなかったと無罪を主張していたものの、2人が親密な関係にあることは示されており、数年前には2人の電話が傍受されたことも話題になった。
ミッコリは今年7月にトリエスティーナのプリマヴェーラを担当することになったが、わずか9日で辞任。判決を待つ状況での就任に論争が起きたことが原因と伝えられていた。