ヴェネツィアのMFジャンルカ・ブージオが評価を高めている。少なくとも、パオロ・ザネッティ監督の信頼は絶大だ。
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ヴェネツィアは1日のセリエA第7節でカリアリと対戦した。1-1のドローに終わったゲームで、終了間際に同点弾を決めたのが、19歳のブージオだ。
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ブージオはこの一戦でゴールを決めただけでなく、ヴェネツィアの攻撃の起点になり続けた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「7」の高採点をつけ、「素晴らしい未来がある」と記している。
ザネッティ監督は試合後、『DAZNイタリア』のインタビューで、今夏加入したブージオについてコメント。「我々が1年前から注目していた選手で、我々の会長とMLSの関係性により実現した取引だった」と獲得の裏側を告白。「彼はインテンシティが非常に高く、今日はピルロのような活躍をした。ただ、ガットゥーゾのような側面もある。両方のミックスだね。まだ彼は自身の正確なアイデンティティを発見していないとしてもだ。プレーメーカーとしてはまだムダが多い。あと数メートル先で戦えるようになれば、もっとゴールのチャンスが増えるだろう」と述べた。
ブージオは今シーズン開幕戦をビザの問題で欠場した以外は、全て先発で出場している。