モンツァの会長であるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、急きょスタジアムへ乗り込んだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
モンツァは27日のセリエBでチッタデッラと対戦。前半を0-0で終えると、内容に不満を持ったベルルスコーニ会長が警備を従えてロッカールームに乗り込んだ。
ベルルスコーニ会長はスタジアムにいたわけではない。7~8分のところに住んでおり、テレビで試合をチェックしていた。だが、いても立ってもいられず、スタジアムに行き、ハーフタイムに「もっと出し切るんだ!」とチームを鼓舞したそうだ。
ただ、アドリアーノ・ガッリアーニCEOも新型コロナウイルス陽性で隔離中のモンツァは後半もギアを入れ替えきれず、0-0のドローで試合を終えている。
ミラン会長時代も事あるごとにミラネッロにやってきてはチームの背中を押していたベルルスコーニ氏。その行動力は84歳となった今も健在のようだ。