ユヴェントス戦でのミスが指摘されるゾマー
インテルは17日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ・アヤックス戦でGKを変更するかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアン・キヴ監督は、ヤン・ゾマーではなく、ジョゼップ・マルティネス起用の意思を固めた。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】同紙は、今回の決断はゾマーのレギュラー落ちを意味するものではなく、チーム全体へのメッセージだと報じている。キヴ監督は、ゾマーが今季限りでインテルとの契約が満了することも踏まえて、ジョゼップ・マルティネスにGKを任せられるかを判断するためにも、チャンピオンズリーグで起用する方針だという。
「今回の決断は確定的ではないが、示唆に富んでいる。インテルは現在と未来の両面に向けて動いている。複雑ではあるが、必要な移行期なのだ」と記事は締めくくられた。
2024年夏加入に1500万ユーロで獲得した控えGK
ゾマーはイタリアダービーでのパフォーマンスが問題視されており、『FcInterNews』も14日に特集記事を組んでいた。
昨季、ゾマーが負傷などで離脱した際は、ジョゼップ・マルティネスが好パフォーマンスを見せていたにもかかわらず、出場機会は増えていない。そこに今回のユヴェントス戦の内容が加わり、いよいよ守護神交代のときではないかという論調が強まっている。
同メディアは、キャリア晩年のサミル・ハンダノビッチのように、パフォーマンス低下で批判を浴びながらゾマーがプレーし続けるよりも、ジョゼップ・マルティネスに機会を与えるべきなのではないかと疑問を投げかけた。
ゾマーの経験と安定感は、インテルにとって欠かせないものだったが、何かが変わる転機となる可能性もある。